昭和時代の建築

茶の間を中心とした畳の生活と、絨毯がひかれた洋間が両立している住宅が流行りました。
新しさと古さ、西洋と日本古来の住宅様式の融合をコンセプトにつくられた住宅が多かったようです。
いわゆる、和洋折衷建築という和風建築と洋風建築の要素を取り入れた住宅になります。

また、日本古来の住宅にはなかった「廊下」も、この頃にできました。
従来では部屋同士が接しているため、特定の部屋に行くためには別の部屋を通らないと行けない間取りでした。
「廊下」が加わることで、別の部屋を通っていく必要がなくなり、プライバシーを尊重することができるようになりました。

このようにして、1歩1歩確実に暮らしが進化しています。
さらに、高度経済成長を迎えたということもあり、マイホームを建てる人が急増しました。