縁側と庇(ひさし)のお話

縁側は和室と屋外との間に設けられた板張り状の通路を指します。
新築の家でも縁側が取り入れられたり、「縁側カフェ」ができたりと、再び魅力が見直されています。

居室と屋外の間に縁側があることにより、そこが緩衝地帯となって室温を一定の温度に保つ効果があるのです。

また、縁側の上にある「軒」(のき)とも呼ばれる屋根の庇(ひさし)が縁側の上に張り出しており、
夏の直射日光が部屋に入るのを防ぐ効果があります。

昔の人はより日光を遮るために、すだれも活用していました。
他にも庇は木材を雨や日差しによる劣化から守る役割も果たしているといわれています。

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